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12月, 2022の投稿を表示しています

年末年始休暇のお知らせ

   年の瀬も押し迫ってまいりました。皆さま年末の慌ただしい日々をお過ごしのことと存じます。  さて本校では、12月29日(木)から1月3日(火)の年末年始休暇に加えて、1月4日(水)を学校閉校日としております。  この期間は、事務室も業務を停止し、電話による対応等ができませんので、ご理解とご協力をお願いいたします。  今年も1年間ありがとうございました。皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。

主権者教育

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  12月21日(水)2・3限目に主権者教育として「選挙と選挙運動」についての講演と模擬選挙が行われ、三重県選挙管理委員会の方からお話を伺いました。 最初に選挙についての基本的なことや選挙に使われているお金について、年代別の投票率データから、若者の投票者が少ないままだと「高齢者を優遇し、若年層を軽視する政治=シルバー民主主義」になっていくかもしれないと教えていただきました。 次に、SNSの発信やメールの転送などついやってしまいそうになる行動について考えました。どのような場合が選挙運動になってしまうのか、18歳未満ではできないことについても説明していただきました。   後半では御浜町総務課の方の協力の下、架空の紀南市の市長選に本校の職員が立候補したという設定で、実際に使われている道具を使って模擬選挙が行われました。  投票後は、選挙管理委員の生徒が投票箱に票が残っていないか、漢字の間違いなどの無効票が無いかを入念に確認しながら開票作業が行われました。 生徒たちは「選挙権」という間近に与えられる権利と責任について、真剣に考えていました。

思春期講演会(2年次)

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  12月20日(火)3限目、2年次生を対象に保健師の方をお招きし「思春期講演会」が行われました。 最初に保健師の仕事内容として、地域住民の健康に携わっていることや妊娠届の窓口で保健師が母子手帳を渡していること、母子手帳についても教えていただきました。 次に、思春期におこる男女のからだの変化や妊娠の仕組みについて、説明していただきました。    また、自分たちのライフプランを考えるために、女性の妊娠適齢期などの資料を紹介していただきました。  人形を使って生徒全員が「赤ちゃん抱っこ疑似体験」をしました。 抱き方に安心感のある生徒や少し不安になる抱き方の生徒、抱きたがらない生徒やすぐに次の子に渡してしまう生徒など様々でした。 最後に、「望まない、予期せぬ妊娠を避けるために正しい知識と行動を身につける」「パートナーと赤ちゃんを迎える準備ができた時に、かけがえのない大切な命を授かって」とまとめてくれました。  生徒たちは、しっかりと今日の話を受け止めていました。 本日は貴重なお話、本当にありがとうございました。

「高校生と地元企業との交流会」が行われました。

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   12月16日(金)、本校の体育館で三重県商工会連合のみえ熊野古道商工会、紀宝町商工会、桑名三川商工会、熊野商工会議所主催による「高校生と地元企業との交流会」が1年次生を対象に実施されました。 地元企業を中心に8社が参加していただきました。  生徒たちは企業のブースに分かれて、希望した5つの企業から企業の概要や理念、求める人物像などについて直接説明していただきました。   ご参加いただいた8社は以下のとおりです。 株式会社アスカフューネラルサプライ様   日本土木工業株式会社様  パナソニックエレクトリックワークス紀南電工株式会社様  ユウテック株式会社様 長島観光開発株式会社(ナガシマリゾート)様 熊野精工株式会社様   株式会社三角田工業様  一般財団法人熊野市ふるさと振興公社様 実際どういう仕事内容なのかを直接伺う機会は少ないので、生徒たちは真剣に聞いていました。 直接お話を伺うことで仕事へのイメージもわき、将来の進路選択に大きく役立つものと思います。 参加いただきました企業の皆さまをはじめ、コーディネートしていただいた商工会の皆さま、ありがとうございました。

1年次生「思春期講演会」開催

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  12 月15日(木)、 1 年次生を対象に「思春期講演会」が行われました。 講師として、紀南地域母子保健医療推進協議会の歯科医師の先生と熊野保健所の保健師の方をお招きしました。  歯科医師の先生からは「呼吸器ウイルス感染に立ち向かう歯科医療と口腔ケアの重要性」について教えていただきました。  ①口はウイルスや細菌の入り口  ②うがい、歯みがきは感染予防対策のひとつ  ③健康で人生 100 年時代を生きるために口腔ケアは重要  ④かかりつけの歯科医院で定期的な歯科検診をすること 以上の4点が大切だそうです。   保健師の方からは、「性感染症の予防と対応について」説明がありました。急増している性感染症について、主だった様々な症状や症状が現れない場合もあることや感染症の予防について教えていただきました。   「未来の自分に、いろんな選択肢を選べる力を残してあげてください」「心配なことがあったら、1人で悩まず信頼できる大人に相談しましょう」とメッセージを送ってくださいました。   最後に、デートDVについて学習しました。担任二人がデートDVの「精神的暴力」と「経済的暴力」の劇をしてくれました。 デートDVには、ほかにも「身体的暴力」「性的暴力」があるそうです。 交際中の高校生・大学生では3人に1人がデートDVを経験しているというデータがあります。生徒たちは、身近に起こりうる問題として真剣に耳を傾けていました。

「福祉の心を育てる」交流授業

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11月25日(金)3年次生の福祉選択生2名は、阿田和小学校4年生のみなさんを対象に、「福祉のこころを育てる」交流授業を行いました。 内容は「点字の打ち方」「視覚障がい者体験とガイドヘルプ」「車いす体験」の3つです。今回も、介護福祉士会次世代会と三重県社会福祉協議会の方にサポートをして頂きました。 参加した児童たちは、「点字は小さいところに穴を開けるのに、詰めて押すのが難しかった」「アイマスクをすると障害物がどこにあるのか分からなくてこわかった」「段のところで車椅子の前の車輪を上げて運ぶのがこわかった」と発表していました。   今回先生役となった3年次生は、「今日体験したことを生かして、お年寄りや困った人がいたら優しく声を掛けてあげてください」と児童たちに呼び掛けました。  授業を終えて生徒たちは、「緊張したけどみんなよく話を聞いてくれて、素直に言ったことをやってくれた。めちゃくちゃかわいかった」と感想を話していました。

「税に関する高校生の作文」入賞しました!

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 国税庁主催の「税に関する高校生の作文」において、1年次生の中家萌々音さんが「紀州税務推進協議会長賞」を受賞し、15日(木)校長室にて表彰式が行われました。 紀南高校では、毎年外部講師を招いての「租税教室」を実施し、その後、1年次生の夏休みに、税の意義と役割について考える課題を出しています。 今年度は、尾鷲税務署管内で217編の応募があり、中家さんの作文「私達の生活を支える税金」が「紀州税務推進協議会長賞」を受賞しました。 表彰式では、尾鷲税務署の古戸聡総務課長から、賞状と副賞が手渡されました。 中家さんは、「租税教室で消費税以外にもたばこ税などの様々な税金の種類があることを学びました。税金は病院や消防署、学校など身近なところに役立てられています。当たり前のことですが、大人になったときにきちんと納められるようになりたいです」と話しました。 本校では、これからも社会と生徒を繋げる学習を進めていきたいと考えています。

学校防災ボランティア事業への参加者結団式

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 12月14日(水)今年度の「学校防災ボランティア事業」に参加する生徒6人の結団式が、校長室で行われました。 この事業は、三重県教育委員会の主催で実施するものです。 今年度は、来年1月6日(金)から9日(月)まで、三重県内の高校15校から34人が福島県に派遣され、「東日本大震災」の教訓に学ぶプログラムが企画されています。 昨年度も派遣された2年次生の石垣茅愛さんをリーダーとして、1年次生5人が新しくメンバーに加わりました。 結団式でははじめに、堀越校長に向けて防災学習ヘの意気込みや今後の目標、将来の夢などを入れた自己紹介をしました。 その後、校長から激励の言葉があり、リーダーの石垣さんから「学校の防災リーダーとなれるようしっかり勉強してきます」と力強い挨拶がありました。 6人は12月18日(日)の事前学習から活動をはじめ、現地での学びや事後学習会、成果発表会と約2か月にわたって学習を深めることになっています。 現在本校で取り組んでいる「防災きにゃんプロジェクト」を進める大きな力となることが期待されます。

ネットモラル講習会開催

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   12 月 14 日(水) 3 限目に、全校生徒を対象に遠隔でのネットモラル講演会が行われました。   生徒たちは、生まれる前からインターネット環境が使える状況でした。そこで改めて、ネットモラルや情報セキュリティを教えていただきました。 スマホには自分の情報だけでなく友人や家族の個人情報も含まれていることも注意するべきだと教えていただきました。 フェイクニュースへの対策については、「自分だけは大丈夫」と思わないことや、少しでも怪しいと思えば疑うことが重要です。また、正しい情報であるかもしれないので、無視するよりも、発信元が分かっているテレビなどの情報と照らし合わせる方が望ましいそうです。   ネットいじめに対しては、誰しもが被害者にも加害者にもなってしまう可能性があることや、もし加害者や被害者になってしまったときは、信頼できる人や県が支援する相談窓口に相談することが大切だと伝えていただきました。   スマホの利用については、ネット上のことだけでなく、歩きスマホをして不注意で誰かとぶつかってしまうことで、場合によっては 重過失致死傷罪が成立する可能性があるとのことです。   生徒たちは、いつも使っているスマートフォンの身近な問題について真剣に聞いていました。

3年次対象 思春期講演会

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    12 月 12 日 3 限目、 3 年次生を対象に「思春期講演会」が行われました。講師として、紀南地域母子保健医療推進協議会の歯科医師の先生と紀南病院助産師さんをお招きしました。  最初に「歯科保健」についてのお話があり、虫歯や歯周病は口の中の問題だけでなく、その原因である菌が血管から侵入するすると、血液の循環系にも関わってくることを教えていただきました。 また、 18 歳までは法律で定められていた歯科検診も終わるため、その後にかかりつけの歯科医を持った人の方が長生きにつながるというデータを紹介していただき、自分の健康を維持するため考えて動くことの大切さを学びました。  次に、「命」について助産師さんからお話がありました。受精から妊娠、出産まで体の中で起こっていることを実際のエコー映像を使って丁寧に教えていただきました。子どもの産声を聞いたときの母親の喜びの表情が印象的だと助産師さんは語っていました。次に育児の大変さや子育ての 7 喜びや感動について話を伺いました。生徒たちに、「家に帰ってから両親に自分が生まれたときのことを聞けばたくさんのことを教えてくれるはずです」と話されました。  命の重さや大切さを、しっかりと考えた 50 分間でした。

外部講師による介護技術の指導

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   10月17日,24日,11月28日(月)の3回に渡って、2年生の福祉を選択している生徒に対して、介護福祉士会次世代会のお二人に介護技術を指導して頂きました。 これは、三重県社会福祉協議会主催の福祉・介護の魅力発信事業「福祉の仕事・学びセミナー」の一環として、現場で必要な心構えや技術を学ぶために毎年行っています。 今年も第1回は車いすへの移乗、第2回は衣服の着脱、第3回は復習というメニューで行いました。 写真は車いすへの移乗について教えていただいている様子です。腰痛等のために介護の仕事を辞めることも多いと聞いているので、利用者さんにも介護者にも負担の少ない技術を教えていただきました。教えていただいたポイントを忘れず、何度も練習をして、身につけていきたいと思います。