今日の紀南高等学校

 ５月２７日、２８日、名張市武道交流館「いきいき」において、 三重県高等学校総合体育大会柔道競技が、 開催されました。     ３年次生は、全員初心者からのスタートでしたが、今ではチームをまとめて引っ張っていくほど成長し、最後の試合に臨みました。   団体戦では、５名の選手が一丸となって、日頃の練習の成果を十分に発揮しました。これまでの３年次生の頑張りに答えるかのように、１年次生の先鋒が勝利、同じく１年次生の中堅が引き分けるなど、相手校を大いに慌てさせました。   惜敗はしましたが、１年次生の健闘により、３年次生の引退試合に華を添えることができました。  試合前には、入念に技の確認を行いました。１年次生はやや緊張している様子でしたが、顧問の先生の話を聞くみんなの顔は真剣そのものでした。  今後、新チームの活躍には期待が持てそうです。２年次生、１年次生には、今回の大会の経験を糧として、大きく飛躍して欲しいと思います。

　５月２４日、生徒会が壮行会を開催し、三重 県高等学校総合体育大会県予選に出場する選手を激励しました。 　７つの運動部がそれぞれ登壇し、大会出場への意気込みを述べました。   　生徒会長からの心温まる励ましの言葉のあと、中山校長から、最後まで諦めないことや多くの人への感謝の気持ちの大切さを伝えられ、選手たちは一様に緊張感をにじませていました。    

　５月２０日、生徒会や運動部・文化部の有志メンバーが、 飛鳥地区地域まちづくり協議会主催の「小又の田んぼアート田植え体験」に参加しました。 　雲ひとつない５月の青空の下、カメの形に区切られた水田に、コシヒカリや古代米を植えました。 　 　田植えが初めてという生徒も多く、泥と田んぼの中の昆虫に悪戦苦闘しながらも、さわやかな汗を流しました。   　「苗、取って！」「いくよー、はいッ！」 　田植えの後は、履いていた足袋に付いた泥を、用水路の水で洗い落としました。

　５月１２日、本校の特色ある科目のひとつである「東紀州学」において、紀州犬に関する学習を行いました。 　紀州犬を飼っている方から、紀州犬にまつわる伝承や歴史などのお話をお聞きしました。   　生徒は、時折、かわいい仕草を見せる「ちょびちゃん」に笑みをこぼしながらも、真剣にメモを取っていました。

 ５月１６日、職員の校内研修のひとつとして、御浜町にある史跡めぐりを行いました。       最初に、学校の近くにある光明寺で、ご住職から、明治時代の雲揚艦遭難に関するお話をお聞きしました。大変興味深いお話でした。   その後、「庚申塔」や「稚子塚」、「六部の墓」などを巡りました 。