人権学習を実施しました
10月2日(水)2年次で人権学習を実施しました。
「だれもが自分らしく生きていける社会」をテーマに、現在も残る部落差別について学習しました。
最初に、部落差別の歴史について学び、昔から現在に至るまで続いている人権課題であることを知りました。
その後、動画を視聴し、生徒たちは「結婚差別」の現状について真剣に考えました。
グループワークを通して、「知らないこと」や「間違った認識をしていること」が、差別につながることを学びました。
1年次では、「居心地の良い社会にするために」をテーマに、「障がい者人権」について学習しました。
まず、学校にあるバリアフリーやユニバーサルデザインの写真を通して、二つの違いを学びました。
その後、グループワークを通して、障がいを理由に「できない」とされることは、本人の心身状況のみに起因するものではないことに気づくことができました。
3年次では、「外国人差別」について学習しました。
まず、班に分かれて思いつくだけの国名を書き出しました。世界には「約200ヵ国もある」と知った時には、驚く生徒の様子がみられました。
その後、グループになって三重県で暮らす外国人に関わる情報を読み解き、その現状について考えました。
最後に、生徒たちはクイズ形式で日本ではあたりまえのことが、外国ではマナー違反になる場合があることを学びました。
文化的ルールや常識には必ず差があり、多様性を認め合いながら多文化共生することの大切さを学んでいました。
10月16日(水)には、全学年で公開人権学習を実施し、今回の内容をより深める学習をおこなっていきます。