御浜小学校での防災タウンウォッチング
12月14日(木)、御浜小学校で6年生の授業として、「防災タウンウォッチング」が行われました。
引率のボランティアとして、本校の生徒12人が参加し、まずは担任の先生から、サポートのポイントを聞きました。
今回のミッションは、6年生の児童と共に校区を歩いて「危険なもの」「安全なところ」「役に立つもの」を確認することです。
6つのグループに分かれて、避難路の案内板や消火栓、海抜表示、崩れそうな建物や倒れそうなブロック塀などを写真に収めてメモをしていきます。
高校生の役割は、安全確保とアドバイスです。グループの児童から「これは大丈夫かな」「写真に撮ったほうがいい」などと聞かれて、しっかりと答えていました。
参加した児童は、「(高校生の人と歩くのは)少し緊張したけど、頼りになって、とても分かりやすく説明してくれます」と話しました。
また、6年生を率いてリーダーシップを発揮した本校生徒は、「小学生と楽しくできるかなと思っていたけど、実際に歩いてみたら楽しくて、勉強になりました」と満足げな表情を見せていました。
今回、確認したタウンウォッチングの結果は、防災マップとなってまとまるそうです。
海が近い紀南地域の防災・減災対策は、今回の御浜小学校の皆さんのような充実した学習が支えています。
6年生のみなさん、高校生も大変勉強になりました。ありがとうございました。