1年次 JR津波避難訓練

５月２５日（木）４，５限目を使って、JR東海の皆さんを講師にお招きした「津波避難訓練」が実施されました。

海から近い紀南高校では、1年次生を対象に「率先避難者であること」「自分の身を守ったうえで、人を助けること」を念頭において、行動につながる防災学習をしています。

体育館では、乗車の際のマナーや列車などから人を安全に降ろすためのヒューマンチェーンの方法、津波が来た際の注意事項について、JR東海の職員の方が詳しい説明をしていただきました。

人は３０センチの水でも動けなくなることを知り、生徒は関心を持って講話を聴いていました。

その後、阿田和駅まで約２０分かけて移動し、特別にダイヤを組んでいただいた列車に乗り込みました。

駅から５分ほど走り、「ただいま地震が発生しました。列車が急停止しますので、ご注意ください」というアナウンスの後、いつもより急に止まった列車内では、悲鳴を上げる生徒もいました。

列車から降りるときは、必ず一度床に座って降りることを徹底し、参加した全員が怪我無く避難を終えました。

この日は曇天で通り雨もありましたが、移動や列車内、その後の阿田和中学校への道のりでは、雨に降られずに訓練が出来ました。

訓練を指導していただいたＪＲ東海の皆様、避難場所となった阿田和中学校の皆様、ご協力本当にありがとうございました。