出前授業スタートしました
紀南高校では、昨年度から地元の小中学校を対象に「出前講座」を実施しています。
今年度最初は、有馬中学校さんからお申込みをいただき、
1年生の国語の授業にお邪魔しました。
本校の書道教員が「よく見て!文字を書いてみよう」と題して、漢字の成り立ちを説明し、「草書」「隷書」などの違いがあることを学びました。
その後、グループに分かれて書体の特徴をつかんで、発表してもらいます。
「かくかくしている」「まるっこい」などの意見が出てきました。
時代によって変わっていく字体を「よく見る!」ことがポイントです。
最後は「道」という字と同じ時代に書かれた「之」という字を比べて、
同じ字体をあてる問題にチャレンジしてもらいました。
難しい問題に有馬中学校1年生のみなさんは、一生懸命取り組んでくれていました。
1組の授業での答え合わせでは、6班中2班が全問正解し、
「よく見る!」という本日のめあてをしっかり達成していました。
今年度は、この後、陸上の実習や理科の実験などで小学校にもお邪魔します。
どうぞ、お楽しみに!