御浜町合同防災訓練

 11月14日(日)、御浜町と合同で防災訓練が本校体育館で行われました。前半は、講師の齋藤幸男先生(元石巻西高校校長)よりご講演をいただきました。生徒たちは、人は「自分は災害に遭わない」「災害はまだ来ない」といった正常性バイアスが働きやすいということを学びました。また、貴重な震災当時の映像をとおして「経験豊富な人ほど想定外の事態のときに動けない」などの事実を知り、「正しく恐れるための防災訓練」について理解を深めていました。

 後半は、班ごとに分かれて災害初動期対応ワークショップに取り組みました。「避難所運営班」「学校支援班」「支援物資班」など計8班に分かれ、災害が起こった際の対応について、模造紙にまとめました。


 体育館の中央には、御浜町役場や上地地区の方々などで構成された災害対策本部が設置され、各班の模造紙が集められました。様々な情報が集められたことで、本部はかなり混乱していました。この状況から、災害時の「タテ割意識の見直し」の必要性を一層深く感じました。



 今回の活動を通して、自分の命を守るだけでなく、「周りの人のためにできることは何か」という視点で学ぶことができました。これをきっかけに、防災への意識をより一層高めていきたいと思います。

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