インターネットと人権

3月13日(水)3限目、人権ロングホームルームにおいて講演会を実施しました。

反差別人権研究所みえヒューリアみえの中村尚生さんを講師にお招きし、インターネットと人権について、様々な事例を紹介して頂きながら、普段当たり前に使っているスマートフォン等に潜む人権問題に関してお話し頂きました。


多くの人が日常、当たり前のように使っているSNSですが、そこに潜む危険性について本当に理解できているでしょうか?また、危険性だけでなく、なにげに投稿したことが人権に関わることがあるということを理解できているでしょうか?
中村さんは講演の中で「スマートフォン等を持っている時点で、個人情報は漏れていると考えるべき」と警鐘を鳴らしました。そして、様々な事例を挙げていく中で多くの生徒はハッと考えたと思います。聞いていた私たち教員もハッとし、深く考えさせられました。

ここ最近、SNSへの投稿についてたくさんの事件が起きています。SNS上のトラブルは枚挙にいとまがありません。それら投稿で使われる言葉の多くは人を蔑視する表現等が問題となっています。

はたして、人とコミュニケーションを取る際に人を蔑視する表現を使わなくてはならないのでしょうか?
中村さんは訴えます。「私たちは人を傷つける言葉や投稿を何の疑問もなく見過ごして生きていくことはできますか?」と。



身近で便利なツールであるスマートフォンに潜む問題から、人権に関して多くの気づきを得た人権ロングホームルームとなりました。
SNSでの問題や、言葉の問題など改めて学ばせて頂きました。

中村さん、本日はありがとうございました。

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