市木木綿工場見学

6月15日(金)5・6限目、3年生東紀州学は先週の市木木綿ワークショップを受けて、市木木綿工場の見学に行かせて頂きました。

先週作成した「香り袋」の綿布がどうできるかを向井さんに説明して頂きました。

まずは機械の説明。戦前のものだそうで、時には機械のメンテナンスで作業の大半が終わってしまうこともあるそうです。




つづいて糸の説明。綿布を作るには縦に張って糸に横糸を通して織っていくのですが、その際市木木綿は単糸の糸を使っていますので強く引っ張ると切れてしまいます。だから縦糸はのり付けをしていて、横糸に比べるとごわごわした感じがします。



この糸を織機で使うための道具にセットしていきます。




全て整ったところでいよいよ織る作業です。


生徒もチャレンジしました。



横糸の色を変えると綿布は表情を変えます。


こうして市木木綿はできあがります。向井さんは1回の作業で約15メートル織るそうです。ちなみに座布団を1枚作るのに約4メートル使用するそうです。

いろんな形に姿を変え、様々な製品になります。

向井さんは若い人にこの存在を知ってほしいという思いをもって毎年生徒にお話いただいています。いつまでも地元の伝統工芸品として受け継がれていってほしいです。


2週にわたり向井さんありがとうございました。







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